実践リーンスタートアップ:第2章 Runnning Leanの実践

2-1:ケーススタディ いかにして私は本書を執筆反復したか

この章は、実践リーンスタートアップがどのようにして作られたのかを例にして、

リーンスタートアップの各フェーズの理解を深めることが目的。

すべてのフェーズに通じているのは、規模感は違うものの検証して学習を重ねていくことで成功確率を高めていっていること。

構想から1年半程度はかけてじっくり進めているので、実際にはもっとスピード感を持って進めないと経営陣が耐えられないだろうな。

あと、ブログを元にした本の執筆という特殊例なので使えるところだけ自分のケースに置き換えて考えてみる。

 

課題を理解する

顧客候補となる人にインタビューし、既存の代替品に対するUVP(独自の価値提案)を明らかにする。また最初の顧客(アーリーアダプター)を発見する

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自分のケースでは、インタビュー実施済み、競合サービスはあるものの顧客認知が広がっていない状況なので、UVPはそれほど強力ではなくても良いと考える。

ということは、入り口を押さえられている分、競合優位は担保できるということか。

ソリューションを決定する

定性・定量の両側面で課題とソリューションを検証する

 定性:フレームを作り最初の顧客候補に当ててフィードバックをもらい改良する

 定量:対象を広げて顧客候補を増やす

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この定量的な検証が難しいが、自社の顧客DBを使えば一定数集めることはできそう。

アンケート+アフターコールで情報を集める方法を考える。

定性的に検証する

実用最小限の製品を作り実際に顧客に提供する、小さなバッチを反復する、プライシングも検証する

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実際には実用最小限の製品を作るのが難しい。

このタイミングで欲しいのは類似製品を作ったことがあり協力的なパートナー。

自社にフィットしなくても目的を達成できる相手であればOKか。

定量的に検証する

・正しい行動を適切な時期に

内容が決まってから紙かEbookかを決める、表紙デザインをきめる、マーケサイトを作る

・初期トラクション

すでに1,000人の顧客がいたことで出版社の初期リスクが軽減されていた

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スマホが良いかどうかは最初から決めなくてもよいかも、あくまでも仮説なので絞り込みはよろしくない。

初期トラクションは様々な段階で検証できるので実行してみよう。