実践リーンキャンバス:3章 リーンキャンバスの作成3.1

3.1 見込み客を考える

いきなりソリューションを構築するのはムダ

顧客セグメントやビジネスモデルを選択するのもムダ

選択バイアスによって局所最適化になってしまう危険がある

顧客とユーザーを区別する

製品にお金を支払ってくれる人が顧客

ユーザーはお金を支払わない

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うちのサービスでいうとユーザーとサプライヤの関係。

ユーザーは自分の時間と情報をコストとして支払っているとも捉えられるがどうなんだろう?→お金と明記されているか。

顧客セグメントは細かく分ける

あらゆる人をターゲットにした製品を効果的に設計・構築・出荷することはできない

Facebookでも最初はハーバード大学の学生のみがターゲットだった

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これは強く同意。正しくセグメント評価はするべきだけど。

最初はすべてを1枚のキャンバスにまとめる

マルチサイドビジネスであっても最初は1枚に書く

顧客セグメントごとに色分けするなど

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次のモデルで試してみる。1枚に入り切らないかも…

顧客セグメントごとにリーンキャンバスを書く

ビジネスモデルの要素は各セグメントごとに大きく異なる

よく理解できている、もしくは見込みがありそうなセグメントから始める

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これも重要だけど変わるのはソリューション内の機能とマーケティングメッセージ程度になる気がする

 

■名言

特になし

実践リーンスタートアップ:第2章 Runnning Leanの実践

2-1:ケーススタディ いかにして私は本書を執筆反復したか

この章は、実践リーンスタートアップがどのようにして作られたのかを例にして、

リーンスタートアップの各フェーズの理解を深めることが目的。

すべてのフェーズに通じているのは、規模感は違うものの検証して学習を重ねていくことで成功確率を高めていっていること。

構想から1年半程度はかけてじっくり進めているので、実際にはもっとスピード感を持って進めないと経営陣が耐えられないだろうな。

あと、ブログを元にした本の執筆という特殊例なので使えるところだけ自分のケースに置き換えて考えてみる。

 

課題を理解する

顧客候補となる人にインタビューし、既存の代替品に対するUVP(独自の価値提案)を明らかにする。また最初の顧客(アーリーアダプター)を発見する

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自分のケースでは、インタビュー実施済み、競合サービスはあるものの顧客認知が広がっていない状況なので、UVPはそれほど強力ではなくても良いと考える。

ということは、入り口を押さえられている分、競合優位は担保できるということか。

ソリューションを決定する

定性・定量の両側面で課題とソリューションを検証する

 定性:フレームを作り最初の顧客候補に当ててフィードバックをもらい改良する

 定量:対象を広げて顧客候補を増やす

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この定量的な検証が難しいが、自社の顧客DBを使えば一定数集めることはできそう。

アンケート+アフターコールで情報を集める方法を考える。

定性的に検証する

実用最小限の製品を作り実際に顧客に提供する、小さなバッチを反復する、プライシングも検証する

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実際には実用最小限の製品を作るのが難しい。

このタイミングで欲しいのは類似製品を作ったことがあり協力的なパートナー。

自社にフィットしなくても目的を達成できる相手であればOKか。

定量的に検証する

・正しい行動を適切な時期に

内容が決まってから紙かEbookかを決める、表紙デザインをきめる、マーケサイトを作る

・初期トラクション

すでに1,000人の顧客がいたことで出版社の初期リスクが軽減されていた

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スマホが良いかどうかは最初から決めなくてもよいかも、あくまでも仮説なので絞り込みはよろしくない。

初期トラクションは様々な段階で検証できるので実行してみよう。

 

実践リーンスタートアップ:第1章 メタ原則 1.3

1.3 手順3:プランを体系的にテストする

リーンスタートアップでは科学的な手法を重視するので実験は大切な活動になる

イテレーション(反復)のメタパターン

課題理解(課題/解決フィット)

ソリューションを決定(課題/解決フィット)

定性的検証(製品/市場フィット)

定量的検証(製品/市場フィット)

 

◼️所感

自分の場合、社内開発で仮説テスト用のモックアップ作成に時間がかかる

いくつかのアイデア検証を同時に走らせる方が時間の無駄にならない

何本同時に検証できるか、どこで臨界点を迎えるか自分で実験してみる

 

実践リーンスタートアップ:第1章 メタ原則 1.2

1.2 手順2:プランで最もリスクの高い部分を見つける

成功する製品を構築するというのは、リスクを緩和すること

顧客が何かを購入するのは、顧客の課題を解決できると思うから

起業家の本来の仕事は、リスクを低減させる仕組みづくり

リーンキャンバスでは最もリスクの高い部分から着手する

スタートアップの最大のリスクは誰も欲しくないものを作ること

 

スタートアップの3つのステージ

第1ステージ:課題/解決フィット

そこには解決に値する課題があるか?

 ・それは顧客が必要としているものか?-必要性

 ・顧客は対価を支払ってくれるか?払ってくれないなら誰が支払ってくれるのか?-成長性

 ・それは解決可能か?-実現性

定性的な顧客観察とインタビューで質問に答えていく

ここから適切な課題に対する最小限の機能を引き出す=MVP(minimum viable product)

第2ステージ:製品/市場フィット

誰かに必要とされるものを構築したか? 

学習とピボットに集中する

ピボット→学習を続けながら方向性を変更すること

トランクション(事業が空回りしていない事を証明する数値や指標)が重要なマイルストーン

このステージで顧客に登録してもらい、定着させてお金を支払ってもらう

学習を最大化できるように検証は大胆な成果を狙うべき

例えば、ひとつの顧客セグメントのUVPを変更するよりも、複数のセグメントに様々なUVPを試す方がいい

テストしていない仮説とビジョンで投資家に売り込むのは有効ではない

まずはビジネスモデルを顧客とテスト・検証できるように必要十分な滑走路を構築する

第3ステージ:拡大

どうやって成長を加速させるのか?

成長と最適化に集中する

ビジネスモデルの仮説を改善して上手くいくプランに近づける

効率化が目標

このステージが資金調達に適している

ブートストラッピングとリーンスタートはお互いを補完する関係にある

 

◼️名言

トランクションとは製品と市場のエンゲージメントを示す指標である。投資家は何よりもトランクションを重視する。

ナヴィとナヴァール

実践リーンスタートアップ:第1章 メタ原則 1.1

1.1 手順1:プランAを文書化する

起業家は思いがけない時に思い付いたアイデアを行動に移す(普通の人はそのアイデアを忘れてしまう)

起業家は強いビジョンと実現のためのプランAを持っている

しかし、そのプランAは役に立たない

リーンスタートアップは信念ではなく事実でビジョンを裏付ける

まずはビジョンを書き出して1人の人間と共有する

テストしていない仮説に基づいた60ページの事業計画書は無駄

リーンキャンパスを使って誰かと会話してプランを検証していく

リーンキャンバスの利点は、高速性・簡潔性・携帯性

リーンキャンバスではソリューションの枠が小さい

これはビジネスプランがソリューションに寄ってしまうのを防ぐ

顧客はソリューションに興味はなく、自身の課題にしか興味がない

本当の製品はビジネスモデルそのもの

リーンキャンバスはそのビジネスモデルを9つの部品に分解してリスクを段階的にテストするもの

 

◼️名言

無駄とは、実行すると資源を消費するだけで、何も価値を生まない活動の事だ

ジェームズ・ウォーマック

顧客はあなたのソリューションに興味はない。興味があるのは、顧客自身の課題だ。

デイブ・マクルーア

 

 

プリズナートレーニング:2日目

ウォールプッシュアップ25×2

ショルダースタンドスクワット10

ヴァーチカルプル10

ニータック10

ショートブリッジ10

ウォールヘッドスタンド30秒

 

ウォールプッシュアップのみ中級へ。

他は初級でも結構辛い。

 

少し体が引き締まった気がするけど、まだ2日だから何とも…